2 受験と人間関係

2 受験と人間関係

A forked road in a grassy landscape heading towards a bright setting sun with colorful clouds
Pocket

学年が変わって、中学三年生のお子様をお持ちの親は、高校受験の年になったことを意識されているかと思います。

中学を出てから働くということがほとんどなくなってきて、みんな高校へと進学していく時代です。

ただ、高校は、次の段階につながっていきますので、将来の進路をある程度考えたうえで、決めなければなりません。

ただ、中学生で、今後の自分の進路を明確に決めている生徒は少ないものです。

ですから、どのような高校に、どのような形で進学するにしても、中学校で学んだことに関しては、しっかりと身につけて欲しいと思います。

私は現在、大学で学生のキャリア支援(就活、公務員試験)の講座を行っていますが、就職するにあたっても、この中学までの基礎学力というのが必要になります。

就職は就職先を選ばなければ、どこにでも就職できるかもしれませんが、就職試験の最初に行われるSPIなどの適性検査は、まさにこの基礎学力を見るものです。

この適性検査の段階でふるいにかけられ、希望の就職ができない学生も少なくないのです。

適性検査は、基本的には中学で学んだことが、すべての基礎になっています。

高校受験において、たとえ希望の高校に入れなくても、せっかくの受験の機会だと思って、中学の基礎学力を身につけ、人生の基礎を固める、というつもりで頑張って欲しいのです。

中学の基礎学力があれば、たとえ高校や大学などに関して、不本意な進路を選んだとしても、それをベースにして学び直すことは容易なことです。

しかし、中学で学んだ基礎学力がなければ、次につなげていくのが難しいのです。

勉強することは、自分の選択肢を増やすことです。

選択肢が増えて、選ぶ自由があるということはとても幸せなことなのです。

努力不足で人生の選択肢がどんどん削られていく、そのようなことは避けなければなりません。

ですから、受験を恐れずに、中学で学んだことをしっかりと復習し、身につける絶好のチャンスだと考えて受験に臨んだらいいのだと思います。

私事で言えば、私は中学2年生までは、学校をさぼったり、全く勉強しない生活をしていたため、通知表はオール3に近かったのですが、友人と競争を始めてから学力が急激に伸びました。

受験にあたっては、関わる友人関係や人間関係は非常に重要だと思います。学校もそうですが、学習塾などに通う生徒は、良い友達、良いライバルを見つけて、急激に力を伸ばす生徒も少なくありません。

本人ももちろんですが、親としては関わる人間関係が、ともに成長できる関係を築いているのか、子供たちの人間関係はどうか、についても意識を向けた方が良いと思います。

その部分でつまずいたり、悩みがあると勉強に大きな障害になることが多々あるのです。特に中学3年生の多感な時期は、これが場合によっては人生を大きく左右する可能性があるものだということを認識して欲しいと思います。

人生の様々な局面では、この「人」との出会いや関係が、大きな分岐点を形成するのだということは憶えておいてよいことです。

Share this content:

投稿者:

山道 清和

日本の未来への発展と繁栄のために、日本の学生には自分から学び、考え、自分の意見を持つことのできる人材になって欲しいと心から願っています。就職や公務員試験に関する相談も受け付けています。遠慮なくどうぞ。

すべての投稿を表示

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Proudly powered by WordPress | Theme: HoneyPress by SpiceThemes